2024年度社員採用試験(2024年4月入社)の応募受付は締め切りました。
ご応募いただきありがとうございました。
下野新聞社の最大の強みは県内17カ所に総局・支局を置いていることです。この総支局と東京報道部、それに本社機構の政経部、社会部、くらし文化部、運動部、写真映像部の記者が政治、経済、社会、文化、医療福祉、スポーツ等あらゆる分野で日夜リアルタイムの取材を続けています。
特に生活者の視点を大切にし、問題を分かりやすく、掘り下げて報道することを心掛け、時代の動きをきめ細かく読者にお伝えしています。近年は長期連載企画にも力を入れており、2020年は貧困や差別、社会的孤立など健康にさまざまな影響を及ぼす社会的要因に対応しようとする宇都宮市医師会の取り組みを描く「なぜ君は病に…社会的処方 医師たちの挑戦」を連載し、科学ジャーナリスト賞2022優秀賞を受賞しました。また2019年は記録的高温や集中豪雨など変わりつつある環境にどう向き合い、適応していくかを考えた「気候変貌 とちぎ・適応への模索」、2018年は県内の障害者スポーツの現場を写真で伝えた「頑張れるんだ~とちぎ・障害スポーツの季節~」を連載。2017年は子宮頸がんワクチン接種の是非をテーマにした「彷徨う針」、2016年には東日本大震災による福島第1原発事故から5年後の奥日光の現状を描いた写真企画「グラバーへの手紙 奥日光を愛した人に」を連載し、いずれも読者の反響だけでなく、外部の表彰を受賞するなど高い評価を得ています。
一方で、下野新聞は一紙を読めば足りる単独購読紙を目指しています。そこで県外や海外のニュースは、世界の隅々まで張り巡らされた共同通信社のネットワークを通じて情報を収集、リアルタイムで紙面化しています。
新聞の発行部数、普及率はそのまま媒体の影響力として評価されます。下野新聞の発行部数は、約27万5千部、占有率は約53%。広告媒体価値は東日本で有数です。下野新聞は栃木県唯一の地元紙としての優れた特性を活かし、時代感覚を取り入れた営業広告、企画広告、就職ガイドキャンペーンなどを積極的に展開しています。
企画広告は、地区別観光特集や住宅特集など多岐にわたります。また2022年には、広告企画として展開した「虐待ゼロへ いのちにハグを。」が日本新聞協会の第42回新聞広告賞を受賞しました。新聞広告賞の受賞は2021年に続き、2年連続での受賞となりました。下野新聞では、地域の課題に対し地元紙として自社の媒体を活かしたプロモーションを提案しています。
総合情報産業として新聞以外にもインターネットや各種メディアなどを通して県内の情報を発信しています。ホームページ「SOON」には、県内はじめ全国、 世界の注目されるニュースをいち早く掲載しています。「SOON」からは、下野新聞社が管理・運営するイベント、出版等多様な情報へアクセスできます。「エフエム栃木」や「とちぎテレビ」、県内の主要なホームページにも県内の情報を迅速に提供。携帯やスマートフォンにも下野新聞ニュースをはじめ県内イベント情報などを発信。栃木の「今・良さ・楽しさ」を全国に発信しています。また、2018年9月には下野新聞の動画ニュースや投稿動画などを配信するサイト「Movemate」が誕生しました。栃木県内の観光スポットやアクティビティ、グルメなど地元ならではの情報を動画で発信しています。
文化、産業、教育、スポーツなどあらゆるジャンルにわたり、数多くの主催・後援事業を実施し、郷土の発展に貢献しています。また、栃木の自然、歴史、文化、スポーツから旅のガイド、グルメ情報に至るまで、地域に根差し県民に愛される出版物を発刊しています。また、自費出版、社史、学校の記念誌などの受託制作も行っています。定期刊行物としては「学童野球グラフ」「ちびっ子サッカーグラフ」「栃木県高校入試の対策」などを出版し、小中学生のスポーツや教育を応援しています。このほか、餃子の街・宇都宮を紹介した「宇都宮餃子 公式ガイドブック」や栃木の豊かな自然を紹介する「とちぎの絶景」 など旅やグルメに関するガイドブックも数多く出版しています。本紙の連載企画をまとめた書籍なども好評です。
教育分野にも力を入れており、小中学校や企業、地域の公民館などに記者を派遣する出前講座「しもつけ新聞塾」を行い、新聞の読み方や記者の仕事などの解説を通じ、新聞をより身近に親しんで もらう取り組みを行っています。また、小・中学生やその保護者を対象に教育、受験情報や教材などを提供する会員制の小学生、中学生サポートクラブ「SHOサポ」「CHUサポ」も好評です。
下野新聞NEWS CAFE 茶果 tea room
新聞をより便利に、より手軽に楽しんでもらうため2017年6月より「下野新聞電子版」が始まりました。電子版では下野新聞をスマートフォンやパソコンといった 電子媒体でいつでもどこでも気軽に読むことができます。新聞レイアウトそのままの形式で読める紙面ビューアーと個々の記事を横書きで読める2つの表示形式をとり、記事の音声読み上げ機能、読者の好みに合わせジャンル別で記事が探せる機能、新聞紙面では読めない限定記事配信などのコンテンツを盛り込みました。ネットを介して新聞紙面の枠を超え、新たな情報を立体的に読者に届ける新しい新聞のカタチです。
また、2012年6月には宇都宮中心市街地の活性化のため、オリオン通りにまちなか支局を併設した「下野新聞NEWS CAFE」をオープンしました。2020年6月には、「下野新聞NEWS CAFE 茶果 tea room」としてリニューアルオープン。フルーツサンドやフレーバーティーが人気です。